Ubuntu Server自宅サーバーの電源設定 起動、終了のスケジュール等

起動、終了スケジュール

ノートPCサーバー化の注意点としてよく挙げられるのが、そもそもノートPCは長時間の稼働を想定して作られておらず、信頼性に問題があるという点。
サーバーの用途にもよると思うが、外出中や自分が寝てる間くらいはシャットダウンしておきたい。(寝てる間に発火して火災とかになったら最悪だ)
ということで電源のスケジュールを設定した。

DELLのBIOS設定で起動スケジュールが設定できるモデルもあるのだが、Vostro 2520には無かった。
どうしようか悩んだが、rtcwakeというコマンドが役に立った。

crontabを使って設定する。
今回のコマンドでsudoを使うのだが、cronではsudoと一般ユーザーのスケジュールは区別されるので注意。

sudo crontab -e # 追加・編集
sudo crontab -l # 確認
# m h dom mon dow  command
0 2 * * * sudo rtcwake -m off -s 14400 # 2:00にシャットダウン 4時間後再起動
0 9 * * 1-5 sudo rtcwake -m off -s 21600 # 9:00にシャットダウン 6時間後再起動

※コピペする人はtabとスペースがおかしいかもしれないので気をつけて。

cronを再起動して設定を適用する。

sudo service cron restart

ラップトップの蓋を閉じた時の動作

サーバーなので蓋を閉じてもスリープしないようにしたい。

etc/systemd/logind.confを編集。

[Login]
#HandleLidSwitch=suspend # 蓋を閉じた時サスペンド
HandleLidSwitch=ignore # 蓋を閉じた時何もしない

バッテリー充電の最適化

バッテリーつけっぱなしでも、いわゆるいたわり充電のような設定が可能。

管理ツールのインストール

sudo apt install powertop
sudo apt install tlp
sudo tlp start

/etc/tlp.confを編集する。 または/etc/tlp.d/*.confを追加する。

# Main / Internal battery (values in %)
# Default: <none>

START_CHARGE_THRESH_BAT0=75
STOP_CHARGE_THRESH_BAT0=80

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