さくらのレンタルサーバで、ディレクトリごとに異なるバージョンのPHPを使う方法 [追記]

さくらのレンタルサーバでは、サーバーコントロールパネルから簡単にPHPのバージョンの一括切り替えができる。
しかし、1つのサーバーに複数のWordPressをインストールしているケースでは、サイトごとにチェックをしながらバージョンアップしたい場合もあると思うので、そのやり方。

注意
ここで紹介するやり方は、さくらインターネットが想定する使い方ではない。
何が起きても自己責任で。

追記:この方法はCGIを使用するため、モジュールモードと比較してパフォーマンスが低下する。

まずバージョンを変えたいWordPressディレクトリにファイルを作成。(ここではphp-partial-update.cgiとする)
パーミッションを755に変更する。

#!/bin/sh
exec /usr/local/php/7.4/bin/php-cgi
# 7.4の部分は好きなバージョンを指定する

.htaccessに以下を追記する。

Action myphp-script /php-partial-update.cgi
AddHandler myphp-script .php .html

サイトヘルスを確認すれば、バージョンが新しくなっていることがわかる。
古いバージョンのWordPressを使っている場合は、次のPHPファイルを作成してブラウザでアクセスすれば切り替わっていることがわかる。

<?php
phpinfo();
?>

全てのサイトのバージョンアップが終わったら、サーバーコントロールパネルでバージョンを切り替え、変更したファイルは元に戻すこと。

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