Macのデフォルトシェルでお馴染みのZsh。もちろん他のLinuxやUNIX系OSでも使える。
設定方法を覚えておけば、どのマシンでも使い慣れた同じ環境で作業できる。
インストール
次のコマンドでZshがインストールされているかがわかる。
which zsh
インストールされていればZshのフルパスがわかる。
例えば/bin/zsh
や/usr/bin/zsh
、さくらのレンタルサーバなら/usr/local/bin/zsh
などだ。
インストールされていない場合は、各OSのパッケージマネージャーでインストールする。
sudo apt install zsh
フルパスを指定し、ログインシェルを変更する。
chsh -s /usr/bin/zsh
ちなみにAmazon Lightsailの場合はbitnamiユーザーのパスワードがわからないので、sudoで入ってからユーザー指定で設定するといい。
sudo chsh -s /usr/bin/zsh bitnami
再度ログインすればシェルが変更されているはずだ。
設定例
.zprofile
は.bash_profile
に相当し、ログイン時に実行される。.zshrc
は.bashrc
に相当し、新しいターミナルセッションごとに実行される。
Amazon Lightsailのように共通の.profile
がある場合、次の.zprofile
を作成すると.profile
の内容を参照してくれる。
[[ -e ~/.profile ]] && emulate sh -c 'source ~/.profile'
.zshrc
も.bashrc
の内容をベースにカスタマイズしていけばよい。
自分がよく追記しているのは次のようなもの。
# 日本語を使用
export LANG=ja_JP.UTF-8
# 補完
autoload -Uz compinit
compinit
# シェルプロンプトに実行中のシェルのアーキテクチャ名を表示する
export PROMPT="%K{blue}%n@%m%k(`uname -m`) %B%F{cyan}%(4~|...|)%3~%F{white} %# %b%f%k"
# ヒストリー設定
setopt extended_history
setopt hist_ignore_dups
setopt hist_reduce_blanks
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